2010年2月4日木曜日

大久保利通銅像


没後100年を記念して昭和54年に建立されました。中村晋也作。台座の高さは9.7m、銅像のみは4.3m。1878年に暗殺された時、一緒に亡くなった馬車夫と馬も銅像の後側の足元に彫られています。
大久保利通は藩閥意識を超えて新生日本の近代化に尽くした維新三傑の一人です。明治政府樹立後は政界の中心人物として版籍奉還・廃藩置県の実現につとめ、大蔵卿時代は地租改正の建議を行いました。欧米諸国視察後は内務省を設立し内務卿を兼務します。1878年に急死した時、ロンドンタイムスは「氏の死は日本全国の不幸である」と報じたそうです。座右の銘は「為政清明」。
この言葉が新照院のトンネルの上に刻まれています。また、「為政清明」の一幅は鹿児島市立美術館に収蔵されています。
アクセス
鹿児島中央駅から徒歩。また、生い立ちの地から高見橋の方へ徒歩数分。


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