2022年4月22日金曜日

 西郷どん、みーつけた♪  追加資料 その3  備忘録


上野彦馬が文久2年4月に京都・大坂にいたかも~♪という資料です。


下記のブログも再読いただけるとありがたいです。

http://ookubotoshimiti.blogspot.com/2010/06/blog-post.html


★参考図書★

☆幕末のプロカメラマン 上野彦馬  八幡政男著  長崎書房 s51.9発行☆


p80

津 岩田町の文溯堂伊勢屋治兵衛の蔵版。文久二年正月刊である。

「舎密局必携」は、はじめ、前篇三巻、中篇四巻、後篇六巻、それに付録三巻、全十六巻が計画されたが、前篇の三巻だけが刊行された。

中略

p81-82

四ヶ月というスピードでかきあげたこの本は、写真家にとっては貴重な手引書になった。

津だけでなく、江戸(和泉屋金兵衛)、京都(三条通り御幸町吉野屋仁兵衛)、大坂(心斎橋筋北久太郎町河内屋喜兵衛)などの本屋が、競って発行をひきうけた。


p86

上野彦馬が長崎へかえったのは、文久二年の秋であった。

中略

彦馬は松本良順に帰郷のあいさつをし、帰途、京都に立ち寄ったさい、広瀬元恭に会った話などをした。

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京都・大坂でも「舎密局必携」を発行しているので文久2年4月に、上野彦馬が"京都・大坂にいた"可能性は大・大・大なのデス!♪