西郷どん、みーつけた♪ 追加資料 その5 備忘録
露天写場・撮影について
★参考図書★
写真師たちの幕末維新 梅本貞雄著 緒川直人編 2014.6 国書刊行会出版
p217-218
島津久治(図書)(珍彦・忠欽の兄)は上野彦馬と面識が深く、元治元年に、彦馬初期の露天撮影場で写真を撮った事等が書かれています。
p243 初期の露天写場の様子が詳細に書かれています。
★参考図書★
華族のアルバム 倉持基著 2015.11 KADOKAWA出版
p88-93
第2章 公家のページに、岩倉具視家の写真が掲載されています。地面に敷物を敷いて写場をこしらえています。明治二年秋から三年初めに、内田九一が岩倉邸で出張撮影したと思われる湿板写真とのことです。
これらの写真から、縁側の近くに写場をこしらえて写真を撮ったことがわかります。
★参考図書★
写真術師 上野彦馬 八幡政男著 1986 マルジュ社出版
下記引用します。
p41 自製の暗箱写真器械をかついで、彦馬は告台寺へ行った。山門をうつすのである。
p44 彦馬は良順を寄宿先の本蓮寺の境内で撮影した。
p57 ロッシュが日本へきて十日目に岡部奉行を撮影することになった。彦馬は奉行の邸へ写真道具をかついで従った。
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写真道具をかついで・・露天写場をこしらえて・・出張撮影が出来るんデス!♪