2023年8月25日金曜日

 西郷どん、みーつけた♪  追加資料 その8  備忘録


西郷どんの 「耳たぶ」 について


★参考図書★


1.写真事始め  宇高随生著 1979.6.15 柳原書店発行

p43-44

2.大西郷謎の顔 芳即正編著 1989.12.20 著作社発行

 p147宇高随生の頁

p163-166


西郷どんたちは明治4年1月に高知の竹村家に宿泊しました。御当主の竹村与左右は、朝夕 西郷どんの髪を結っていて、その時観察した風貌風体を書き遺していたとのこと。


「耳筋ハくぼみ無之もちを延ばしたる如めづらしきみみにて御座候」(1.p43)

「耳筋にホネミゾ無之もちを延べたる如きめづらしきミミにて御座候」(2.p166)


西郷群像写真の西郷どんの顔を拡大した写真が掲載されています。

その写真の耳たぶは、今でいう 福耳?恵比寿さんの耳?・・・珍しい耳です。

西郷どんの体の特徴を捉えているように思えます。

この「耳たぶ」が西郷どんの決め手になる?・・かも・・といいな。


1.p40-41

小田原隅嘉(ズイカ?)は、明治2年に島津兄弟と江戸上野の菓子輔金沢丹後の屋敷に潜んでいたとある。

島津兄弟の写真は残されているけど、小田原隅嘉(ズイカ?)も随行していたのであるが 写真は残っていない。

はてさて 小田原ズイカ様の「耳たぶ」はいかに?



1.写真事始めのp40に興味深いことが書かれています。

古写真の研究調査は、写真そのものの構成、類別、撮影場所、写真師、時代、画中人物、歴史的背景などの研究過程を経て推定判断し得るもの。

西郷群像写真の場合も、単なる聞き取りや伝聞をもって画中の人物を推定判断するがごとき誤りは犯すべきではない。・・・と書いておられます。


因みに、

皆々様の耳はどんな「耳たぶ」でしょうか。